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前回の更新ではこの問題に本格的に取り組むつもりはありませんでしたが、
該当するコメント欄でほとんど当ブログとしての考えを述べてしまいましたので
その他の問題にも若干触れつつ更新用に加筆修正して再掲させて頂きます。
ええ、けして手抜きという訳ではな(ry

まずは問題となった田母神論文全文です。

日本は侵略国家であったのか(pdfファイル)
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

内容はともかくとしても自衛官というより公職にあるものには言論の自由は無いか
あるいはかなり制約されると思っているので政治方面に何の根回しも無く意見を発表
するというのは憚れるんじゃないでしょうかね。

あらゆる自由や権利は公共の福祉に反した場合、当然に制約を受けるものであり
言論の自由(精神的自由権)に関して言えば経済的自由などと比べて格段に厳しい
基準で考えられ制約の幅もかなり制限を受けます(二重の基準)がこれは一般国民
の場合であって公務員の場合、とりわけ国家国民の安全に関る自衛官の場合であれば
政府見解や政策に反する言動というのは厳に慎むべきです。

ましてや空自隊員約45,000人のトップとなれば彼らに範を示すべきであって自ら徒に禁を
冒す必要はないはずでしょう。組織を統制する立場の者の言動としては極めて思慮の
欠いたものと言わなければなりません。

そうでなくても自衛隊法61条、同法施行令86条5号、87条1~3号及び13号
に違反する虞がある行為で一国民としては兎も角、自衛官の要職にある方の行動
とはとても思えません。

と言うわけで上に挙げた関連法規を掲載させて頂きます。


自衛隊法(昭和二十九年六月九日法律第百六十五号) 「第六十一条第一項」

(政治的行為の制限)
第六十一条  隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金
その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法をもつてするを問わず、これら
の行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為
をしてはならない。

2  隊員は、公選による公職の候補者となることができない。

3  隊員は、政党その他の政治的団体の役員、政治的顧問その他これらと同様な
役割をもつ構成員となることができない。

自衛隊法


自衛隊法施行令

 第四節 政治的目的及び政治的行為

(政治的目的の定義)
第八十六条  法第六十一条第一項 に規定する政令で定める政治的目的は、
次の各号に掲げるものとする。

五  政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。

(政治的行為の定義)
第八十七条  法第六十一条第一項 に規定する政令で定める政治的行為は、
次の各号に掲げるものとする。

一  政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用すること。

二  政治的目的のために寄附金その他の利益を提供し、又は提供せず、
その他政治的目的を持つなんらかの行為をし、又はしないことに対する代償又は報酬
として、任用、職務、給与その他隊員の地位に関してなんらかの利益を得若しくは得よう
と企て、又は得させようとし、あるいは不利益を与え、与えようと企て、又は与えよう
とおびやかすこと。

三  政治的目的をもつて、賦課金、寄附金、会費若しくはその他の金品を求め、
若しくは受領し、又はなんらの方法をもつてするを問わず、これらの行為に関与すること。

十三  政治的目的を有する署名又は無署名の文書、図画、音盤又は形象を発行
し、回覧に供し、掲示し、若しくは配布し、又は多数の人に対して朗読し、若しくは
聴取させ、あるいはこれらの用に供するために著作し、又は編集すること。

自衛隊法施行令


今回の前空幕長の行為はトータルで考えると日本の立場を強化しようとして返って
不安定なものにしたのでは。即座に更迭されたので中韓その他の動きは鈍いですし、
直後に定年により引退したことでご本人の老後も保障されましたから今回の件で
政府の対応としてはそこそこ妥当なものと考えますよ。

歴史認識で言えば中韓のみならずWWⅡ(第二次世界大戦)を正当化したい
連合国の国々が「WWⅡに於ける日本の戦いは正しかった」とするのはかなりの反発
がありますな。

しかし「日本が悪い国だった」とするのは日本人としては抵抗があるでしょうし、
戦後のマスコミが一転して悪玉のように扱ってきた反動もあって日本人として言い分
もあるというのは事実でしょう。

ただし、であるからにはその主張には学術的な裏づけが必要です。更に、彼らに反論
するには慎重な根回しが日本国政府全体と諸外国に対して必要であって唐突に
軍高官が発表するのは戦略的ではありません。

そしてでき得るなら日本から問題にせず各国が主張しても「村山談話」なり「河野談話」
を我が国は踏襲してますがそれが何か?ぐらいの構えで外交を展開し、反発を事前に
緩和したり国益を守るべきだと。

また今後、より一層の学問的な厳格さで史実を検証して各国が捏造した場合に
備えていく必要はあるでしょうね。そういった資料を整理して反論していった上で首相
や官房長官により新たな談話を変更が必要な場合に随時、発表していった方がいい
と考えます。

そういった外堀を埋めていくためにも現在、日本政府が進めている国立公文書館
の拡充などが重要になってくると思います。学術的にも外交的にも各国をいかに
取り込んでいけるか説得力ある外交を展開していけるかと言ったことを今後百年単位
で構築していくべきだと考えています。


田母神氏を擁護する向きのある方々が仰るように確かに日常的に日本の足を引っ張って
いるとしか思えないマスコミや言論人があり「耐え難い捏造だ」と言っているアサ○や
某変態新聞などは常日頃から眉唾ものであります。

ただし、今回に関してあのタモさんの応募した「論文」は残念ながら内容についても
かなり怪しいものだったりします。内容の評価も含めてこちらが網羅なさってるのでご参考
までに載せさせて頂きます。

軍事板常見問題&良レス回収機構◆◆田母神問題Q&A
http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/index02.html#Tamosan

軍事板常見問題&良レス回収機構◆◆田母神問題リンク集
http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/index02.html#Tamosan-link


その他、思想を問わず歴史に詳しい筋はあの内容に否定的で政治的姿勢はともかく
論文として評価できるものではなさそうです。

~/  ´・ω)ミ<アレなアレを詳しく読んでみる - ε/ c‘ω)キュー あざらしがなく頃に
http://d.hatena.ne.jp/KiDDY/20081104

ここに出てくる「某はむの人」のブログはこちら。

新はむはむの煩悩
http://djungarian.typepad.jp/weblog/


歴史学のプロが参考文献含めて介在していないことが決定的に不利な状況を形成
しています。つまり自衛官として愛国心を向けるべきは現実的な将来に対する脅威
であって歴史認識やイデオロギーではないと思います。

雪斎の随想録: 世論に惑わず政治に拘わらず
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-a4df.html

雪斎の随想録: 田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6d76-1.html

上の田母神問題リンク集でこちらをご紹介なさってますがこれ以外にも
以下のようなエントリーをご参考になさるとより考えも深まり宜しいかと。

雪斎の随想録: 日本の「盾」としての「村山談話」
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-9fd8.html


更に同じ常見問題さんのリンク集から秀逸なエントリーを抜き出してみました。

Kojii.net - Opinion : 改めて、文民統制のこと (2008/11/3)
http://www.kojii.net/opinion/col081103.html

要は、右も左も関係なく、個人的な思想信条を職務に関わらせてはダメでしょ、
ということ。なにも自衛隊に限った話じゃなくて、学校の先生なんかだって同じだと思う。

思想を極力廃した公務員としての仕事のあり方を考えなくてはなりません。
この件ではっきりしたことは自衛官のみならず公務員全般にも今回の空幕長の一件
は適用できるため日教組などの政治的主張に関しても同じことが言えます。


やはり防衛大臣が即座に田母神氏を更迭、引退させたのは正解でしたね。
発覚と同時に空幕長を更迭したことで被害を最小に食い止め、これ以上の国益
を害さないという意味では政治目標として達成されたのではないかと。


たまに拝見させて頂くこちらでもタイトルの通り痛烈なご批判。

無能な働き者 - 玄倉川の岸辺
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/3c35703c9857e3474960892a672f552e

ブラウザのブックマークから巡回して今回のテーマに該当するこのエントリーにあたりました。
当ブログからリンクしてませんが「玄倉川の岸辺」さんも独特の視点で思索の機会を
与えてくれます。ここのブログも軍事板常見問題さんをリンクなさってますが前のリンクから
変えてらっしゃらないため、この点に関してはコメント欄で指摘させて頂きました。

自衛隊に入ったことのない私には言う資格がないかもしれないが、
「そもそも歴史ロマンチシズムに頼らないと士気を維持できないようでは軍人として
たるんでる、腕立て百回!」という感じだ。現在の日本は大日本帝国の正義をことさら
持ち出すまでもなく「いい国」ではないのか。周辺諸国のどれと比べても豊かで、
自由で、安全で、娯楽にあふれ、国民は世界で最も長生きしている。こういう国を守る
のに「正しい歴史認識」とやらのドーピングは必要ない。

日本の過去の問題に関してネットで見られる代表的な意見として田母神氏同様に、
「自衛隊員が誇りを持てる『正しい歴史認識』がないと国が守れない」という主張があり、
確かに「軍人が誇りを持つ」にあたり過去に輝かしい歴史があるに越した事は無いですね。

と言ってもこちらのブログ主さんはドイツを例に挙げておられますが果たしてナチまで賞賛
しなければ国が守れないかと言ったらそんな事は無いはずです。現実に生きている日本人と
様々な問題を多少なりとも抱えるにせよ「主要先進国」としてG7にも列席し、今に至るまでの
伝統ある歴史を持ち、現在から未来に向かう日本を守る崇高な任務が「誇り」の対象に
ならないのか。と言ったらそんな事は無いでしょうし、誇りが持てなければその職を辞すべき
でしょうな。仮に何ら自国に価値を見出せないにせよ、こちらが仰るように「軍人が憂国の士
を気取るとろくなことがない」と言う事には同意致します。そも今の自国に何ら守る価値を
見出し得ない者が幕僚長になってるとは思いたくありませんが(((゚Д゚)))


<総理ぶらさがり取材ノーカット動画集>

報道時の編集が無いノーカット版ぶらさがり取材の動画記録です。取材のある月曜から
金曜まで毎日うpされているので当ブログ主の日課にもなっています。田母神論文問題
にも言及されています。総理と毎日公開している第二日テレさん仕事とは言え乙です。

第2日テレ「ノーカット工房」-話題のニュースをノーカット動画で!
https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/nocut/

第2日テレ「ノーカット工房」:麻生さんのべらんめぇ日記
https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/aso/


0:32秒頃から記者が質問して麻生総理が答えています。
麻生総理は「防衛省の事前チェックを受けていても個人的な立場で出していても立場が
立場なだけに適切じゃないね。」という至極妥当なお答え。


0:55秒頃から記者が質問して麻生首相が答えています。
防衛大臣が自主返納を求めることについて防衛大臣がその所管に基づいて判断すべき
ということと空将(空幕長)のまま置いておく事は問題があるため懲戒にかけずに更迭し
定年退職にすることで引退させる事にしたという総理の返答。


参院外交防衛委での田母神氏の主張で「自衛官の立場と言論の自由との関係について
歴史観の違いで更迭は行き過ぎではないか」との話が出たことについて。
「表現の自由は日本人なら誰でもあるが文民統制に於いて幕僚長の立場では不適切」
但し「民間の団体がどう評価するかは自由」というのが総理の考え。

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♠ 言論弾圧
今回麻生首相や浜田防衛相が行ったことは、言論弾圧以外の何ものでもありません。
麻生は、「言論の自由は誰にでもあるが、文民統制をやっている日本の中にあって幕僚長というしかるべき立場の人の発言としては(論文は)不適切。それがすべてだ」と述べたが、どうして幕僚長という立場の人が自分が学んだ歴史認識を述べてはいけないのか全く説明していません。
田母神氏は、機密を漏らしたわけでもなく、憲法や法律に反することをしたわけでもなく、職務とは関係ない歴史認識の論文を書いたのであり、政府による自衛隊の「文民統制」とは全く関係ありません。
麻生や浜田は、支那や韓国のご機嫌を損ねることや、それに続く反日マスコミのバッシングを恐れたために、慌てて罪なき幕僚長を更迭したのです。
これでは「北朝鮮と同じ」どころか、「北朝鮮以下」です。
こんなことが罷り通れば、日本の将来は真っ暗闇です。
deliciousicecoffee URL 2008/11/19(Wed)02:36:58 編集
♠ 公務員の政治活動は制限されます。
根拠法は当ブログのこのエントリーにあります。
宜しければご高覧下さいますようお願い申し上げます。

>どうして幕僚長という立場の人が自分が学んだ歴史認識を述べてはいけないのか全く説明していません。

法にあります通り自明だからです。
類似する米国の例をリンク集から挙げておきます。

ギュンツェル准将が解任されたケース : 週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/article/109417198.html

デューガン大将の解任と田母神前空幕長の共通点 : 週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/article/109390325.html

こちらがまとめて下さっていますのでご参考になさると宜しいかと。

そもそも田母神氏は歴史認識が政府と違います。
法に違反する可能性があること。
内規には更に官房長の許可が必要とのこと。
仮に歴史認識が政府と同じであっても誰の許可も無い根回しの無い論文発表は自衛官を始め公務員には問題があります。
その他、様々な問題を指摘なさってる方々もいらっしゃいますが内容以前の問題と思われます。
帝國人 2008/11/19(Wed)03:32:57 編集
♠ 無題
田母神氏。彼も彼の歴史観の中の日本人と同じで、
敵にはめられて、身を滅ぼしたってことでしょうね。

自衛隊の権威回復を純粋に願っていたのかもしれませんが、安倍首相からの一連の過去の肯定論を叫ぶ論陣としてスポットを当てられたのが誰もが偏狭で一事が万事な人ばかりだったからこそ、彼らの活動は結果として信頼をさらに失わせるものにしかならなかった。

それが良い部分も悪い部分も事実は事実として扱う態度を持った人で在れば、あの当時、酷かった現実もあったけれども、立派で誇らしい現実もまたあったとの認識を定着させることに貢献したであろうのに…。反自虐史観の態度に執着しているから、事実に基づいた部分までも空虚なものとしてしまった。

逆に言えば、「敵」は、そのような人物を一時的に祭り上げることで、結果的にその主張を世論的に潰すことができる訳で…、「結果的に敗北したとしても正しい(と思っている)ことを貫けばそれで良いのだ」という正にその歴史観そのもののもたらす態度によって自ら招き寄せた自業自得というか。
そんな歴史観で「教育されてしまった」という今の自衛隊の隊員達がどのような結果を招き寄せるのか。

反自虐史観も結構だけれども、優越史観を持ちたい…日本を誇りたいと考えている方々は、この現実を本当に「誇れる」のでしょうか?
妙訝 2008/11/22(Sat)10:55:01 編集
♠ 無題
>反自虐史観も結構だけれども、優越史観を持ちたい…日本を誇りたいと考えている方々は、この現実を本当に「誇れる」のでしょうか?

優越感を持ちたいからとか考えてる訳ではないだろ
お前みたいな人間が本当の悪人なのかもしれない
2008/11/22(Sat)13:16:33 編集
♠ 無題
管理人へ

内容のないブログなのに恥ずかしげもなくTB送るのはやめたらw
2008/11/22(Sat)13:18:18 編集
♠ コメントありがとうございます。
>妙訝さん

人は基本的に信じたいものしか信じないですからなあ。事実を直視することというのは左右を問わず辛い事で。
しかも両極端ですからね。「中国や朝鮮に悪いことをした日本は何も言えないと思う」とかw
そういう人を戦後さんざん見てきたからこそ田母神氏のような暴発も反動として現れてきます。
だからと言って田母神氏が正しい訳ではなくて今の政府解釈に於ける歴史認識をひっくり返したいなら尚更の事、事実の認定には厳しい姿勢で臨まなければならないはずですよね。
田母神氏の「論文」は中身も手法も杜撰なもので到底評価するにはほど遠いと言わざるを得ません。

問題は仰る様な「それが良い部分も悪い部分も事実は事実として扱う態度を持った人」がどの勢力にもほとんど皆無という事なのかも知れません。

当ブログのような中身のないブログに中身のあるお考えを開陳して下さって感謝致します。
帝國人 2008/11/22(Sat)17:22:23 編集
♠ コメントありがとうございます。
>罰さん

兎も角としてこの場は一応、田母神氏の「論文」問題を取り上げているエントリーなので該当する問題に適切なコメントを頂けると有難い。

当ブログの評価はさて置くにしてもTBに関しては左右の皆さんにお送りするために目に付くだろうところにTBさせて頂いております。特に今回のようなエントリーに関して言えば保守方面の方に。

内容のない当ブログに内容のないコメント有難うございました。ご忠告には感謝し反面教師にさせて頂きます。
帝國人 2008/11/22(Sat)17:31:24 編集
♠ ウソは諸悪の根源でアル!
ウソは諸悪の根源でアル!
敗戦後日本は国家自体がウソの皮千枚張りだった。
講和条約を結んで独立したというのはウソ、実は
被占領国のまま、今もソウ。戦勝国から(戦争放棄を
含む)憲法を押しつけられても、マルノミするしか
なかった。歴史認識も同様、戦勝国の主張をマルノミ
するしかなかった。講和条約を結んだ時の首相吉田茂
にはよおくワカッテいた。彼は<耐えがたきを耐え、
忍びがたきを忍び>講和条約に調印した。後世の
日本人が訂正してくれることを熱望しつつ、死んだ。
ところが悲しいかな、現政府およびマスコミ(の一部)
は、今もなお60年も前に戦勝国から押しつけられた
イデオロギーを絶対視している。バカなハナシだ。

軍を持たない国家は無い。国家は軍によってのみ
存立可能になる。古今東西を問わない、普遍的
真理だ。歴史書を見よ、どのぺーじも血まみれ
ではないか。軍人は立場上それらのことをイチ
バン良く知っている。田母神クンは、日頃の鬱屈
した思いを論文にした。

国家は国民にウソをついてはならない。それは
国家存立のための、必要最低限の条件のハズだ。
国家権力と国民の契約、それが憲法だ。
現在の日本国憲法は実態に即していない。戦争放棄
したのであれば、軍隊は持てないハズだ。こんな
単純な論理はコドモでもワカル。

自衛隊(の前身警察予備隊)創設が国会で審議さ
れたとき、時の首相吉田茂は、いみじくも名言を
吐いた:「戦力なき軍隊でアルから憲法違反では
ない」と。今もなお政府公式見解では、自衛隊は
戦力のない軍隊、つまり「張子のトラ」だ、外国
が、日本には軍隊がアル、と信じてくれればイイ、
その程度のシロモノだった。あれから幾星霜経た
だろうか、いまでは日本自衛隊は世界でも有数の
軍備を誇る。近隣諸国に決してヒケを取らない。
しかし麻生首相は曾祖父吉田茂の国会答弁を踏襲
(フシュウと読むんだそうだ)している。ウソと
知りつつ、黒を白と言いくるめている。
恥ずかしくないのか?曾孫ならば、吉田茂の苦悩を
知悉しているはずなのに・・・。

憲法9条によれば、我が国は交戦権を放棄している。
敵が攻めてこないかぎり、コッチから攻撃できない。
ゆえに単独自衛権はアルが、他国との共同作戦、
集団的自衛権は認められない。これが内閣法制局の
憲法解釈だ。オカシイなア?交戦権がないのであれ
ば、反撃してもイケナイ!白旗を掲げて降伏する!
それしか無いハズだ。まさに法制局は法匪、ウソの
皮の継ぎはぎ細工!まあ、なんという荒唐無稽な
コジツケであろう!
これが政府見解として今もなおマカリ通っている。
正常な頭脳と神経の持ち主ならば、田母神クンな
らずとも、異論を述べたくなるワ!

彼は日本自衛隊空軍最高責任者としてウソをつけ
ない立場にあった。部下の信頼を失ったならば、
指揮官なんてデクノボウだ。一度でもウソをつい
たら、部下は言うことを聞かなくなる。下剋上に
なる。それは軍組織の崩壊、イヤ、暴走を意味
する。それは「いつか来た道」、軍部独裁の再現
ではないか?そうなってもイイのか?

彼はウソをつけなかった。職務上の使命感(=部
下を愛し、国を愛する)ゆえに、また、みずからの
良心に従い論文を書き、率直に本心を吐露した。
軍人としての義務を見事に果たした、と言うべきで
あろう。
政府やマスコミは彼を理解できなかったが、心ある
日本人は彼を支持する。いかなる手段に訴えても、
彼の素志を貫徹するであろう。

ウソばかりついている政府・マスコミの諸君!
恥ずかしくないかネ?

http://plaza.rakuten.co.jp/teiseki/
砥石 URL 2008/11/22(Sat)21:00:50 編集
♠ 拝読いたしました。
しかし残念ながら何をもってウソとするのかが何も記されていませんね。またそれを明らかにするのが自衛官の任務では無く、国家国民の生命と財産を守るのがその職責であり、またそうあるべきです。

史実を明らかにするのは専門の歴史研究者の仕事です。軍人は国家国民の手足であって政治からの要求も無いのに先んじての政治的見解の表明は避けるべきです。

歴史認識は各国の思惑も働きます。軍高官が発表したとなれば日本国政府の意思とも捉えられかねず、外交問題にも発展しかねません。やはり命令に無いにも関わらず作為を働いたことには何らかの処断が必要です。即座の更迭は妥当と考えます。
帝國人 2008/11/22(Sat)22:24:08 編集
♠ 無題
お疲れ様です!まるちでごめんなさい!

ttp://nari1967.iza.ne.jp/blog/entry/805886/
(抜粋)
妊婦の場合、子供が成人するまで20年掛かります。
しかし出産後の認知の場合、20未満の子供なら誰でも認知できるので、
19歳11ヶ月の子供も認知すれば日本国籍を得て、1ヵ月後には選挙権が得られるのです。

たぶん筋書きはこうです。
衆院選、参院選でこっそり出産後認知を認める法案を通す
(もちろんDNA鑑定なし、1人の男性が何人でも認知可能のザル法で)→法律制定→
一斉に、中国人1億2千万人に国籍付与(19歳11ヵ月と偽って!)→1ヵ月後、日本乗っ取り完成!

1億2千万人以上の中国人に一斉に選挙権を付与してしまえば、それで日本が乗っ取れてしまう。
彼らが選挙に参加すれば衆院選で圧倒的多数で与党が取られてしまうからです。
彼らはゆっくり何十年も掛けて日本を乗っ取るつもりなんて無かったんです。
5年以内に片をつけるつもりだった。しかも一発のミサイルも砲弾も撃つことなく、内部から乗っ取るつもりだったんです。

そしてもう一つが二重国籍です。

たぶんこれを画策した人間は二重国籍も同時に通すつもりだったと思います。
二重国籍があれば中国にいながらにして日本を乗っ取れた。
日本に入国する必要さえなかったんです。
二重国籍が無くても中国にいながら在外選挙権を行使しても良かったでしょうが、
あればなお良い、と言うところでしょうか。
(ここまで一部)

よろしければURL先をご覧ください。
ttp://nari1967.iza.ne.jp/blog/entry/805886/

まさに「国家反逆罪」です。

参院での決議は27日です!!
参議院議員等、メール、電話、FAX先はこちらに!
ttp://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/14.html (法務委員会等)
ttp://www.jca.apc.org/silvernet/giin_all.html (現職国会議員名簿HP等HR有)
unimaro URL 2008/11/23(Sun)01:08:45 編集
♠ お疲れ様です。
マルチ乙と言いたいところですが事態が事態
であるようですからねえ。

と言ってもマルチによる宣伝活動はほどほどにしないと
迷惑がられますから逆効果にもなりかねません。

ただ、うにまろさんがうちにTBやコメを付ける分には
一向に構いませんからね。

情報ありがとうございました。
帝國人 2008/11/23(Sun)08:36:32 編集
♠ 地方議員が決め手に!
お疲れ様です! またですが、まるちでごめんなさい!

国籍法を悪改正し、国家反逆のための外患誘致に利用させる「文民クーデター」が進行中です。

地方議員にも連絡をお願い申し上げます!!
ttp://knnjapan.exblog.jp/8967292/
> 地方議員のほとんども、今回の改悪が何を招くか知りません。いやらしい書き方をしますが、地方議員が国会議員に対して「よくもこんな改正をやったな」と抗議し、いざ選挙のときに該当議員応援のための集票をとめてしまえるのです。地元後援会の戦力をそぐといえば、国会議員も無視できません。所詮はお互いに選挙の票がほしいのです。

 ですから、これからは皆さんの地元の地方議員にも働きかけてみてください。例えば市議会事務局に送るだけで、議員個人の部屋があるわけではないので全員に届きます。特に、来年の東京都議会議員選挙に向け、国籍法改悪を先導した創価学会=公明党を殲滅すべく、一騒ぎ起こしましょう!




ttp://nari1967.iza.ne.jp/blog/entry/805886/
(抜粋、一部改編)
しかし出産後の認知の場合、20未満の子供なら誰でも認知できるので、
19歳11ヶ月の子供も認知すれば日本国籍を得て、1ヵ月後には選挙権が得られるのです。

筋書きはこうです。
(国籍法が違憲だという判決を最高裁で出す
→国籍法を改正しなければならなくなる)(このカッコのみunimaro加筆)
→衆院選、参院選でこっそり出産後認知を認める法案を通す (もちろんDNA鑑定なし、1人の男性が何人でも認知可能のザル法で)
→法律制定
→一斉に、中国人1億2千万人に国籍付与(19歳11ヵ月と偽って!)
→1ヵ月後、日本乗っ取り完成!

1億2千万人以上の中国人に一斉に選挙権を付与してしまえば、それで日本が乗っ取れてしまう。
彼らが選挙に参加すれば衆院選で圧倒的多数で与党が取られてしまうからです。


5年以内に片をつけるつもりだった。しかも一発のミサイルも砲弾も撃つことなく、内部から乗っ取るつもりだったんです。

そしてもう一つが二重国籍です。
二重国籍があれば中国にいながらにして日本を乗っ取れた。
日本に入国する必要さえなかったんです。
中国にいながら在外選挙権を行使しても良かったでしょうが、 あればなお良い、と言うところでしょうか。 (ここまで一部)


まさに「国家反逆罪」です。

参院での決議は27日です!!
参議院議員等、メール、電話、FAX先
ttp://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/14.html (法務委員会等)
http://www.jca.apc.org/silvernet/giin_all.html (現職国会議員名簿HP,メールリンク)

地方議員のサイトを調べる方は
http://gikai.fc2web.com/ (全国議員サイト)
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/Countries/Japan/Japan_gikai_local.htm (全国県議会)
unimaro URL 2008/11/26(Wed)21:24:06 編集
♠ 情報ありがとうございます。
拝見いたしました。

国籍法改正案に関しては以前よりニュースやブロガー
を通じて存じておりました。

国籍に関する問題はケースバイケースで判断すべき
と思っていまして、あの判例はあのケースに関しては
妥当でも場合によってはトラブルの元ですな。

少なくとも偽装した場合の刑罰が軽すぎるような
気が致しますね。首相が外遊中にこっそり審議
といった感があります。

参考にさせて頂きます。
帝國人 2008/11/27(Thu)02:47:18 編集
♠ 地方議員が決め手に!
3度もごめんなさい!でも、また状況が変化しまして、、
どうかお許しください!

お疲れ様です! またですが、まるちでごめんなさい!

皆様のご活躍で敵はいったん「引いたかのように見せて体制の立て直し」に入りました。

危険と思えるのが、今会期中の議会(休憩中も含む)で、『いきなり議決!』

12月初頭に前触れ無に、『いきなり議決!』

反対議員の集会があるときに、ひそかに国会召集して『いきなり議決!』

などですね。
「今会期は無いと言ったから、まさか今会期に、、」「まさか、今はないだろう、、、」「さかかこんな時に、、、」
の、「まさか」が奴らにとっての一番のチャンスな時。
しかも彼らの「嘘」の概念と、我々まともなものたちの「嘘」の概念は違うしw
それくらいは分かりますよね!

極端にいえば、
大地震が起こったとき、
対馬にテロが起こって「首相と議員団が調査に行く」とかいうとき、
なんか各議員が地元の後援会と深刻に話をしなければならない状況になったとき、
とか。

なんにしても常に危険なのです。奴らはもう後がないですね。このまま法案通せずに衆院選やったら、落選以外ありません。
なったって地方議員が反対です。地方議員だって、無所属でもいいから当選したい。
地方議員は自民公認や民主公認で落選するのと、無所属で当選するのとどちらがいいのかくらいは知っています。あいにく地方議会には比例区はないのでw

地方議員にも連絡をお願い申し上げます!!
ttp://knnjapan.exblog.jp/8967292/
> 地方議員のほとんども、今回の改悪が何を招くか知りません。いやらしい書き方をしますが、地方議員が国会議員に対して「よくもこんな改正をやったな」と抗議し、いざ選挙のときに該当議員応援のための集票をとめてしまえるのです。地元後援会の戦力をそぐといえば、国会議員も無視できません。所詮はお互いに選挙の票がほしいのです。

 ですから、これからは皆さんの地元の地方議員にも働きかけてみてください。例えば市議会事務局に送るだけで、議員個人の部屋があるわけではないので全員に届きます。特に、来年の東京都議会議員選挙に向け、国籍法改悪を先導した創価学会=公明党を殲滅すべく、一騒ぎ起こしましょう!



地方議員のサイトを調べる方は
http://gikai.fc2web.com/ (全国議員サイト)
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/Countries/Japan/Japan_gikai_local.htm (全国県議会)
unimaro URL 2008/11/28(Fri)00:53:27 編集
♠ 三度に渡っての情報感謝です。
ともかくこの問題は更に判例が示す人権との均衡
も図りながら取り組む必要がありますね。

片親が日本人で非嫡出であっても場合によって、
事実上、日本に生活実態があり本拠とする日本人で
日本国籍を取得しないと生活が成り立たないケースに
関しては認めるべきでしょうけど偽装国籍については、
もう少し厳しい罰があってもいいんじゃないかとも。

また血のつながりがあるケースならDNA検査くらい
導入してもいいと思いますな。血のつながりが無く
親のどちらかしか血がつながってない場合でも
個別に状況を斟酌する必要はあるでしょう。

(追記ですが民法上DNA検査は行われていないので稲田議員はこれについて難色を示しました。日本の法体系全体の話になりますから)

偽装結婚ということも視野に入れると結婚して、
共同生活を送り該当する結婚に実態があるかどうか
くらいは調べるべきだと考えます。

しかしこれで戦略的に大挙して外国人が押し寄せて
「新日本人」が生まれるかといったら難しいのでは。
そもそも片親が必ず日本人でなければならないとしたら
日本国籍を申請するのに面倒だと思いますけども。

こちらはかなり参考になるかと思われます。

e-politics - 国籍法改正
http://www7.atwiki.jp/epolitics/pages/12.html

生後認知の非嫡出子に日本国籍を認めるかどうか
というのは色々と難しい問題を孕んでおりますな。
帝國人 2008/11/28(Fri)06:23:55 編集
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