♠ どくそせん（最初は何のことやらと）

まずこのタイトルは何だ？ということになりますが、軍事板常見問題さんの
外部リンクにもあった週刊オブイェクトさんがご紹介してました本の名前です。
見たところ完全に平仮名でありノリ的には「どくそ☆せん」と表記する勢いです。

軍ヲタが聞けば「独ソ戦」と一発変換も可能でしょうが、一般的には
何が思い浮かぶのかなどと考えている時点でどうみても「逸般人」です。
本当にありがとうございました。

そもそも「軍事用語で平仮名！？」「キモーイ！」「軍事用語で平仮名が
許されるのは海自の艦艇名と小学生までだよね！」（ＡＡ略）と相場が決まっており
当ブログ主も変換には「軍事辞書」（※）を用いているので大体「どくそせん」など
と入れても「独ソ戦」と一発変換されるわけです。さらに加えてアキバBlogさんでも
紹介なさっており小林源文さん公認（！）とのこと。

さしものＪＳＦさんも「一等自営業先生ッー！！！」とブログ内で叫んでしまうのは
無理からぬことでしょう。ちなみにこの「一等自営業」先生という呼称は２ｃｈ
軍事板での固定ハンドルネームであり当たり前に使われますので覚えておきましょうｗ

しかしリアルな劇画漫画で軍事板住民の心を鷲掴みにしている同氏が
対極にあるような作風の萌え漫画に、あの名作「黒騎士物語」バウアーのパロに
「お墨付き」を与えているわけです。軍事系ブログや２ｃｈ軍事板住民に激震が走った
のは言うまでもありません。一等自営業先生には「仕事（ｒｙ」とだけ申し添えておきます。

詳細はこちら⇒ どくそせん、 黒騎士物語

ご参考：

独ソ戦解説本「どくそせん」9/7発売 : 週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/article/54080125.html

アキバBlog（秋葉原ブログ）　どくそせん　「美少女系独ソ戦解説本の最高峰！」
http://www.akibablog.net/archives/2007/09/dokusosen-070909.html

※軍事辞書（IME用の軍事用語辞書）
http://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se119094.html

この絵柄でバウアーとか言われてもｗ

♠ 安倍内閣退陣報道に敢えて日台関係を考えてみる。

※珍しく長文注意

「台湾、中国の一部」　潘総長見解に日本同意せず（東京新聞夕刊　2007/09/07）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007090702047161.html

【台北＝野崎雅敏】日台交流の日本側窓口機関、日本交流協会台北事務所は
七日、台湾の国連加盟問題で国連の潘基文（バン・キムン）事務総長が示した
「台湾は中国の一部」との見解について、日本政府が国連事務局に「同意しない」
と伝えていたことを明らかにした。台湾メディアによると、米国やカナダも事務総長の
見解に同意しない旨を国連側に伝えているという。

一九七二年の日中国交正常化の際の共同声明では、中国側の「台湾は不可分の
領土」という主張に対し、日本側は「理解し、尊重する」とするにとどまっている。

【政治】 潘・国連事務総長「台湾は中国の一部」→日本政府「その解釈は不適切」と申し入れ
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1189157532/

1 ：☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ ＠☆ばぐ太☆φ ★：2007/09/07(金) 18:32:12 ID:???0
    ★台湾の地位解釈は不適切＝日本が国連に申し入れ

    ・日本の対台湾窓口、交流協会台北事務所は７日までに、台湾の国連加盟問題を
    　めぐり潘基文国連事務総長が「台湾は中国の一部」との見解を示したことについて、
    　日本政府が８月に「この解釈は不適切と考えている」と申し入れていたことを明らかにした。
    　http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007090700137

    ※関連スレ
    ・【国際】 国連、台湾の加盟申請を門前払い…書類受け取り拒否
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1185248252/
    ・【国際】 「日本、中国からのミサイル脅威あり。日本の防衛能力向上は喜ばしい」
      「日米ＭＤに参加したい」…台湾在米代表部の呉氏
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1181732976/
    ・【政治】 現役の自衛官を、出張扱いで台湾に派遣…防衛省が検討　
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1181719786/
    ・【調査】「立派だと思う国・旅行したい国・移民したい国」で日本１位…台湾★３
    　http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1151663566/
    ・【政治】 「台湾訪問は、日中関係損なう」 日中友好協会、田中知事に申入れ
　　→反省の言葉なし…信越放送報じる
    　http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1151403211/
    ・【社説】 朝日 「台湾を国と呼ぶのは、危険で下策」「日中関係まるで子供のケンカ。」★３
    　http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1142138728/
    ・【社会】 台湾・李登輝前総統、靖国神社を参拝 （動画あり）
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1181182403/
    ・【国際】 「北京オリンピックの聖火ルート、台湾が拒否」で、中国が怒り
　　…圧力を強める構えに
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177730925/
    ・【国際】 “ハニートラップも” 中国工作員「５０００人以上」…台湾社会に深く浸透
    　http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177642808/

＜こちらは2007年4月12日の報道です。＞

安倍首相の台湾独立反対表明“拒否”、現地メディアが評価
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070412id23.htm

【台北＝石井利尚】台湾では、１１日の日中首脳会談で中国の温家宝首相が
「独立反対を明確にしてほしい」と要請したのに対し、安倍首相が「台湾独立は
支持しない」と述べて従来の立場を維持した点を評価するトーンの報道が目立った。

１２日付の自由時報は「日本は独立反対表明を拒否、温家宝（首相）はつまずいた」
との見出しで大きく伝えた。

ただ、外交部（外務省）報道官は１２日の記者会見で、「台日関係は日中関係
（改善）の影響を受けるべきでない」とけん制し、安倍首相訪中時に盛り込まれなかった
台湾問題が明記されたことへの警戒感も隠さなかった。

（2007年4月12日20時6分 読売新聞）

＜以下当ブログ記事＞

4月12日の読売新聞によれば既に潘・国連事務総長の台中における地位解釈が
不適切とする日本の動きは以前より明らかになっており中国に対する外交カード
という意味以上に中国海軍の急速な増勢や東シナ海油田の権益問題などの
圧迫から、中東から沖縄に至るシーレーン防衛を意識した海洋国家戦略とみました。

日本の周囲は中露・半島と大陸国家かその影響下にある国々が海を隔てて
存在しており同様の島国である台湾もまた大陸国家中国の圧迫に苦しんでいる
という図式は日本の利害関係や国益と被り、石油の輸入ルート上にも位置して
おります。台湾の中国による陥落は沖縄まで戦線を後退させ、中国の対日影響力
を格段に増大させます。外交上でも政治的譲歩を迫られる場面が今以上に増え
同盟国である対米関係の希薄化や反米国家化へ動くでしょう。

そもそも人権を全く配慮しない中国とは国益で相容れる要素が少なく中長期的に
見て日本に益するどころか単なる植民地化を促す恐れもあり、日本の独立や財産、
生命まで著しく害されるだろうことは容易に予想できます。
その中にあってこの報道内容はある意味で当然とも言えるのですが台湾とは正式な
国交もなく中国との関係を優先する状況が続いていました。

またマスコミや国会議員は中国の浸透工作を受けており外交上、歴史認識問題
などで対中関係は政治的に中国の優位で進む場合が多く靖国参拝でも
政治問題化され参拝するかどうかすら現実の外交問題と化す等がありました。

その流れから小泉内閣で靖国参拝を行い対中外交を敢えて中断するという
駆け引きや政治的交流を再開した安倍内閣にあっても六者会談で日本の立場を
堅持するといったことを考えると過去、日本の国益に基づいた主張が不在していた
外交からすれば、あくまでも過去と比較した上では進歩した外交と言えましょう。

さらに参院選惨敗後にあっても中東に於ける自衛隊による給油活動を継続する
意思を安倍内閣では明確にしており影響力の行使による発言力の維持や
場合によっては外交カードにもなる話でもあり、これは台湾有事を含めた安全保障を
考えた場合にも対米関係や海洋輸送ルートの安全を補強する材料にもなります。
戦闘に参加せず、しかし日本のプレゼンスを給油した各国などに示すことにもなる
と同時に日本が今できる対テロに対する精一杯の国際貢献でもあります。

このように日本の国家戦略上、安倍内閣の果たした役割と功績は大きく、
今後も在任中に行うであろう中長期的な国家的重要政策には期待が持てる
首相と評価していただけに今回の突然の辞任というのは驚きであったのですが
その対テロ特別措置法の期限延長問題に関して自らが障害となると判断してか
施政方針演説後にも関わらずの辞任と言うのは安倍さんの政策優先順位に
まず国家戦略なり安全保障にあるとするなら理解はしやすいかと存じます。
まだ辞任に関して情報が錯綜している最中でもありますので静観したいですが。

♠ 小沢一郎民主党代表の国際担当秘書として韓国女性が大活躍

小沢一郎民主党代表の国際担当秘書として韓国女性が大活躍～金淑賢（35）さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000045-yonh-kr

日本の参議院選挙で圧勝した民主党の小沢一郎代表の秘書を務める
韓国女性が注目されている。国際担当秘書の金淑賢（キム・スクヒョン）さんだ。
金さんは2000年に当時自由党の党首だった
小沢代表の秘書に抜てきされ、以来7年間にわたり小沢代表を陰で支え続けてきた。
日本の政界では、自民党の議員が韓国人留学生をインターンとして
起用するケースはあったが、韓国人が正式に秘書として採用されたのは金さんが初めてだ。

韓国外国語大学日本語科卒業後、大学院を修了し1998年に日本に留学した金さんは、今年
東京大学で博士号を受けた人材だ。東大で2年間の研修生活を経て再度修士課程に
入学しており、多忙な秘書生活を送りながら「韓中修好に関する研究」で博士号を取得した。

小沢代表の事務所で勤務する金さんは、国際関係の専攻を生かすため、
朝鮮半島を含む国際情勢に関して補佐する業務を主に担当している。
週に1回東アジア情勢を報告しており、中国、米国を含む複数のプロジェクトを
企画進行している。また小沢代表を訪ねてくる日本の政治家だけでなく、
海外の有力者らとの面談では通訳を担当し、選挙期間には他の日本人秘書らと同様に全国を
飛び回り選挙支援活動にも積極的に取り組んでいる。

日本の政界に従事するという関係から、駐日韓国大使館とも随時政局などについて情報交換を
行っており、アジア外交を重視する小沢代表の韓日関係に対する認識にも大きな影響を与えて
いるものと金さんは自負している。

金さんは小沢代表を「プロ中のプロ」と評価し、カリスマ性あふれる典型的な
ボス型の政治家だと話す。仕事に関してはミスを許さない完ぺき主義者だ。
しかし実際には温かい性格で、仕事を離れれば人間的に接してくれるという。
金さんは「ボス」である小沢代表が、政権奪取の夢を実現するその日まで、
秘書として補佐していく考えだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000045-yonh-kr

民主党代表小沢氏周辺の話として貼っておきます。

＞「韓中修好に関する研究」で博士号を取得した。

こういう人物がなぜ日本にいるのか分かりませんがそれはともかく、

＞日本の政界に従事するという関係から、駐日韓国大使館とも随時政局などについて情報交換

これはまた明らかな日本に対する浸透工作を臆面もなく披露なさってますが
民主党には当然自覚がないんでしょうねえ。

日本の国政に関する機密も筒抜けという現状がこうしてはっきりとあるわけですが、
「政権奪取の夢を実現」しようとしている野党第一党の代表が、
そのお先棒を担いでいることに自覚もなく、またその国民は先の参院選で
票を投じてしまっているという現実に暗澹たる思いに駆られます。

＞週に1回東アジア情勢を報告しており、中国、米国を含む複数のプロジェクトを企画進行

その「報告」と「プロジェクト」は駐日韓国大使館を通した韓国のフィルターが
かかっており少なからず民主党のマニフェストにも反映しているんでしょう。
でなければ主権移譲や在日外国人に対する参政権を認めるなどという
日本国民の主体性が反映されない非民主的なマニフェストを作るわけがないですから。

♠ 監察準備本部を設置 ９月発足へ体制整備

監察準備本部を設置
８月１日付　９月発足へ体制整備
http://www.asagumo-news.com/news/200707/070726/07072602.html

防衛省が９月に予定している組織改編のうち、新設される防衛監察本部の
準備本部が８月１日付で設置されることが決まった。７月２４日の閣議後会見で
小池防衛相が明らかにした。

準備本部は上滝守報道官を本部長、佐藤隆章政策評価官を副本部長に、
副本部長補佐、総括班（１人）、総務班（４人）、企画班（１３人）の３班で、
準備本部長らを含め計２１人で編成。
本部長、副本部長ら４人は兼任で、副本部長が準備作業全般を統括する。
総務班は本部設立のために必要な各種業務、企画班は法令順守に係る
監察制度の調査・研究などに当たる。

防衛監察本部は、施設庁の入札談合事案のほか、情報流出、薬物事案など
国民の信頼を大きく損ねる不祥事が続いたことから、同様事案の再発防止、
職員の法令順守、適正な職務執行を確保するために新設、防衛監察監を長に、
全省的に厳格な監察体制を担う。

また、独立性を担保するため、同本部は大臣直轄の特別機関とし、
防衛監察監は準次官級を充てる。現在、部外者も含めて人選が進められている。
９月１日付で行われる防衛省の組織改編では、防衛監察本部のほか、
防衛施設庁の廃止と防衛本省への統合、地方企画局、装備施設本部、
地方防衛局の新設、防衛施設局の地方防衛局への統合などが予定されている。

＜以下当記事＞

とのことで「大臣直轄の特別機関且つ防衛監察監は準次官級」とは
大きく出ましたね。国内と米国など対外向けの対策でもある訳ですから
組織改革にも力が入るわけですが隊員の防諜教育はどうなっているのかと。

その辺りの言及も為されていないのは残念でもあるのですが、
あまり対策が外に漏れるというのは当然ながら宜しくないわけですから
情報公開の限度や報道のあり方も今後検討の余地があります。

また組織や教育のみならず法体制の拡充も計画に盛り込んで頂きたいです。
軍事とは国民の安全と平和、財産の保護、防衛や外交、経済など国益の増進にも
影響があるという分野であることをもはや国民全体で認識してもいいのかも知れません。
まず国家が率先してお手本を示さねば全体の士気にも影響を与えかねません。
あらゆる方向から守らなければならないものとして情報の保全が求められます。

当面ＦＸ採用の是非で問われるわけですからより一層の奮励努力を。
まあそういうのが無くても情報漏洩などというのは由々しき事件ですので
何が採用されるのかとは無関係に体制の強化と綱紀粛正が
国民からの切実な請願でもあるわけですな。

以下は関連ニュースとして。

防衛省、内部告発制度を改定・情報流出対策を強化(7/25)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070726AT3S2402524072007.html

防衛情報管理、日米が協定締結(8/10)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070811AT3S1002F10082007.html

防衛省、情報漏洩対策を強化・米の懸念に配慮(8/12)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070813AT3S1100F11082007.html

陸海空自衛隊、警務隊を統合へ・捜査体制を強化(8/22)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070822AT3S2200D22082007.html

こんな話を軍板速報スレで見つけてしまいました。

スパイのためのソーシャルネットワーク：「CIAのSNS」がスタート
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082920.html

＞今回の目的は、情報局の組織に所属してはいるが、
互いにコミュニケーションや情報共有ができないことが多いメンバーどうしを、
A-Spaceを通じて直接結び付けられるようにすることだ。

どのように活用するのか少々興味があります。

▲軍事速報＆軍事関連雑談スレ06▼
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1141486660/

♠ 防衛相に高村正彦氏 安倍改造内閣が発足

防衛相に高村正彦氏　安倍改造内閣が発足
http://www.asagumo-news.com/news/200708/070830A/07082901.html

高村大臣着任訓示
（平成19年8月28日）［2007.8.30付朝雲］
http://www.asagumo-news.com/data/2007/070830/TakamuraKunji.html

安倍首相は８月２７日、秋の臨時国会を前に内閣を改造、同夜、
安倍改造内閣が発足した。７月の参議院選挙で歴史的敗北を喫したのを受け、
人心一新を図ったもので、防衛大臣には小池百合子氏に代わり第３代防衛相
として高村正彦（こうむら・まさひこ）衆院議員（６５）＝自民・山口１区＝が就任した。
高村氏は防衛政務次官や自民党国防部会長、経済企画庁長官、外相、
法相を歴任し、外交・防衛問題に精通した衆院当選９回のベテラン議員。
臨時国会ではテロ対策特別措置法の延長問題が最大の焦点となることから、
高村大臣の手腕が期待される。

「テロ特、ぜひとも延長」着任訓示

高村大臣は８月２８日午後７時過ぎに初登庁、Ａ棟２階講堂で特別儀仗隊の
栄誉礼を受けた後、殉職隊員慰霊碑に献花、次いでＡ棟講堂での着任式に臨み、
内局、統幕、陸海空幕、各機関、施設庁幹部ら約８００人を前に初訓示した。
高村大臣は「防衛省は国家の未来を戦略的に考え、わが国の平和と安全に
影響を与える多様な事態に適切に対応していく必要がある」と述べた上で、
（１）多機能で弾力的な実効性のある防衛力の整備（２）緊急事態への対応に
万全を期していく態勢の構築（３）日米安保体制を基調とする米国との緊密な関係
の一層の強化（４）責任ある国際社会の一員として国際平和協力活動に主体的、
積極的に取り組む（５）防衛省・自衛隊の情報保全体制の強化――などの課題を挙げた。
とくに次期国会で焦点となるテロ特措法の期限延長について「海自による
給油活動は、インド洋における海上阻止行動の不可欠の基盤となっている」として、
「同法を是非とも延長させる必要がある」との決意を述べた。
また、在日米軍再編問題では「沖縄県をはじめとする基地周辺住民の負担を
わが国全体として軽減するため、日米合意どおり早期に実現する必要がある」
と強調、米軍再編特措法に基づく措置を講じつつ、万全を尽くすとの考えを述べた。

高村正彦（こうむら・まさひこ）防衛相略歴　

昭和１７年３月、徳島県生まれ。４０年中央大法学部卒、４３年に弁護士登録。
５５年旧山口２区から衆院選に初出馬し当選。当選９回。防衛政務次官、
大蔵政務次官、自民党国防部会長、衆院災害対策特別委員長などを経て
平成６年６月村山内閣で経済企画庁長官、平成８年１１月橋本内閣で
外務政務次官、１０年７月小渕内閣で外務大臣、１２年１２月森内閣で
法務大臣に就任。その後、自民党対外経済協力特別委員長、
衆院イラク復興支援特別委員長を歴任。１５年９月には自民党総裁選に
出馬し小泉前首相と争った。６５歳。

＜以下当記事＞

防衛政務次官、自民党国防部会長、衆院災害対策特別委員長と
関連役職も歴任してますし、ベテラン政治家でもあります。
手堅い仕事をしてくれるでしょうし、そうなるよう国民としては期待いたします。
しかし「防衛省」「防衛大臣（防衛相）」という名称も耳慣れてきましたね。
今回の改造内閣の件も既に無数のブログやニュースサイトで伝えられている
でしょうから敢えて防衛大臣とその政策を中心にお伝えしてみました。

今後の要注目ポイントは・・・

＞とくに次期国会で焦点となるテロ特措法の期限延長について「海自による
給油活動は、インド洋における海上阻止行動の不可欠の基盤となっている」として、
「同法を是非とも延長させる必要がある」との決意を述べた。

というテロ特措法の期限延長か如何かというこれと、

＞また、在日米軍再編問題では「沖縄県をはじめとする基地周辺住民の負担を
わが国全体として軽減するため、日米合意どおり早期に実現する必要がある」

という在日米軍再編問題のこれでしょう。
防衛政策として重要なこれら施策は日米間の関係性や日本を取り巻く
周辺状況に影響を与えるため事態の推移を見守る必要があります。
全体的には今回の組閣人事は実力あるベテラン議員を要所要所に配置した
内閣であり小泉内閣のような「サプライズ人事」のような派手さはないものの
堅実な組閣だったと言えます。

そもそも組閣で「サプライズ」を期待すること自体が可笑しいのですが小泉内閣は
そうやってマスコミや国民を引き付け政治に注目させたという点で評価できます。
が、だからといって安倍内閣でもそれを踏襲する必要はなく、また改造内閣に
「サプライズ」を求めるような段階でもないでしょう。
安倍総理は安倍総理のやり方で日本を引っ張っていければいいのではないでしょうか。

ところで注目は組閣人事のみならず次期首相候補として名高い麻生氏の
ポストでしたがこれも幹事長という重職を与えられ安倍総理の例を見るまでも無く
これは次代の総理大臣としてほぼ確定事項になっていると言えると思います。
つまり一部国民待望のローゼン内閣あるいは麻生漫☆画太郎内閣の誕生ですｗ
と言ってもまだまだ安倍さんには頑張って頂きたいのですけれどもね。