♠ 【拡散希望】放射能がくる【デマ注意】

実際に放射線量がどれだけあるのかは「全国の放射能濃度一覧」でどうぞ。

特に「放射線量が高い順」で並び直すと分かりますが現在の放射線量で言うと、東京都（新宿区）、宮城県（仙台市）、栃木県（宇都宮市）より 山口県（山口市）の方が高いという事実。他では岐阜や香川より埼玉の方が低かったり、千葉より鳥取の方が高い結果が出てますが事故前の平均値より高い。

ただ福島原発の周辺では警戒が必要なのも事実ながら今になっても「関東は壊滅状態、関西に逃げろ」というデマが流れてくるのでわざわざこういう記述をしているだけです。特に特別なことをなさらず普通に情報収集してください。

現在の状況で政府が福島原発事故評価をレベル７に引き上げたとは言え、チェルノブイリ並みの死傷者が出た訳でも放射線量がある訳でもなく。現政府には手に余るのもこの件で明らかになり、エネルギー問題が迷走し続ける事も分かりました。

→ロシア、「レベル７」は誇大 福島原発事故で高官

＞福島原発から放出された放射性物質の量はチェルノブイリ事故の１０％以下だと指摘。これ以上事態が悪化する危険はないとし、「われわれの評価ではレベル６にも達していない」と述べた。

→米専門部隊が帰国へ＝原発事故、危機回避と判断

＞事故対応のため派遣された米海兵隊の特殊兵器対処部隊「ＣＢＩＲＦ（シーバーフ）」が来週にも米国に帰国することが１９日、分かった。当面、危機的な事態は回避されたと判断しているためだ。

→規模「チェルノブイリの５％」　福島原発でウクライナ

＞「チェルノブイリでは原子炉が爆発し、圧力容器が壊れたが日本では壊れていない」などとした上で「有害物質の放出量でいえば、チェルノブイリでは約３億キユリー。日本では今日までのところ、その５％程度の１５００万～２千万キユリーだ」と述べた。キュリーは放射性物質の放射能の量を表す単位。１キユリーは３７０億ベクレル。

→Togetter - 「保安院発表『福島原発事故レベル７』についての考察」

＞国際原子力事象評価尺度による放射性物質の放出例のまとめ 7: 5,000,000TBq(チェルノブイリ), 6: 780,000TBq(ウラル核惨事), 5: 92,500(スリーマイル)～700,000(ウインズケール)TBq 4: 370TBq(フォールズSL-１)

＞1の条件であればレベル6程度、2の条件ではレベル5が限度だね。と言うことは現段階の5と言う判断は正しい。レベル6のウラル核惨事見てみれば分かるけど、これは爆散してしまってる。致命的というのは水で流せば何とかなる程度、7は封印しないと行けない程度と取れる

今回の件は今までの日本の原発事故では最も深刻ながら過剰な評価だと言わざるを得ません。一体どういう基準なのか理解に苦しみます。そもそも本当にレベル７なら既に冷却が不可能なレベルなので福島原発で冷却作業すらやる意味が無いのとスリーマイルより漏れておらず何故レベル７なのか情報公開を待ちたいです。現状では意味がわかりません。

福島原発が現在進行中とは言えチェルノブイリも現在に至っても汚染し続けておりますし、あらゆる基準を当てはめてもこれと同レベルとは考え難い。仮に政府が隠し続けている事実があるとして、ではなぜレベル７にしたのかという矛盾。本当にどうなってるんでしょうか。政府が何らかのシナリオから不安を煽ってやしないかと疑いたくなりますなあ。

（追記）

色々と調べてはいますがどうなってるのか不明でございます。

Ｑ＆Ａ「レベル７」　過去最悪の原発事故

＞Ｑ　その理由は。 　
＞Ａ　これまでは福島第１原発の各号機をそれぞれ評価していたが、今回は同原発全体を評価した。レベル５以上は基本的に放出された放射性物質の量でレベルが決まる。数万テラベクレル（テラは１兆）以上の放射性物質が放出されるとレベル７となるが、国はこれまでに３７万～６３万テラベクレルが放出されたと推定した。

６３万テラベクレルだとしてもチェルノブイリ原発事故の１割ほどの放出量でレベル５や６の事例と比べても低いとする見方もありますが基準は放出量だけではないので仮にレベル７が妥当という結論が正しいとしてもその辺は明確になっておらず何とも言えません。数万テラベクレル出ているからレベル７だというのは国際原子力事象評価尺度からは分かるものの同レベルであるはずのチェルノブイリ事故との乖離が大きすぎる。何の意味があるのか分からない国際基準を改めた方が良さそうだというのは言い過ぎでしょうか。