[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
コメントで外国人参政権についてのご指摘がありましたのでお答え致します。
<以下コメント欄から>
(1) 2010年 外国人参政権可決
↓
(2) 20XX年 在日中国人がどこかの市(沖縄か?)を乗っとる
↓
(3) 20XX年 もし日本で「暴動」が起きれば,在日中国人を守るという"大義名分"のもと人民解放軍がやってくる
世界最大の米国債を保有する中国との貿易悪化を恐れ,欧米はチベット・ウイグル自治区と同じく日本を見殺しにする.北京オリンピックの成功は欧米,日本が見殺しにした象徴である。
↓
(4) 2050年頃 人民解放軍がこなくても,日本はゆっくりと侵略され"日本は日本人だけのものではなくなる"
桜井よしこさんによると「中国外務省から流出した"2050年の国家戦略"と題した地図がある」と警告している
また,中国の対日工作要綱では"日本人民共和国を樹立"させ天皇を戦犯として処刑させよ. としている
参政権の未来 URL 2010/01/10(Sun)13:51 編集
<以上コメント欄より>
まず仮に(1)と(2)が成立するにせよ(3)の前段には必ずしも結びつか無いかと思われます。日本国内事情に中国軍が介入したくとも日米両国を軍事的に相手にする事には変わりないですからな。
もっとも(2)にしても外国人参政権が認められてもそうそう上手くいくとも思われませんが。
そこに行き着くまでに入管法を大幅に改正する必要があるかと。永住者については後述です。
(3)の後段ですが米国債を中国が売却すれば世界経済は恐慌状態に今一度陥る可能性が高く、経済で好調の中国にメリットどころかデメリットしかももたらしません。しかも中国が国債を如何に保有しようとも昨年の段階で既にFRBは米国債購入を決定しております。
FRB、米国債29兆円買い取り 資金供給で消費刺激 2009/03/20 10:02
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/233580/
↓こちらの経済ブロガーの方のご意見も参考までに。
米国FRBは中国の保有する米国債をそっくり買ってしまうことは簡単なことである
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/04bdf32116bf3b929ac1334432fff5ef
(4)に関連して現在、議論となり最高裁が「憲法上禁止されているものではない」(最高裁判決・平成7年2月28日)としたのは地方参政権であって国政に対する参政権ではありません。国会議員を選ぶのは私たち日本国民だからです(憲法15条、43条)。
→平成7年02月28日最高裁判決(裁判所:判例検索システム)
しかも最高裁が認めうるとしたのは単なる外国人ではなく「在留外国人のうちでも永住者等であってその居住する地方公共団体と特段に緊密な関係を持つに至った者」(以下、鍵括弧内は断りが無ければ前掲した判例)です。更に外国人全般に対して「憲法九三条二項にいう『住民』とは、地方公共団体の区域内に住所を有する日本国民を意味するものと解するのが相当」としており地方参政権そのものを否定しております。
ただし、認められうるのが永住外国人のみとは言え、地方により国は形成されているとも言えますし地方の要望と国は無関係では無い以上、地方と緊密な関係にある永住外国人による地方参政権であっても日本人ではない他国の国益で動く者が在留する地方から国政に影響を与えうる状況と言うのは国民主権が侵害された状況と言い換えられうると言えるでしょう。
上記判例は、確かに憲法93条2項が定める地方自治に於ける直接選挙を「住民」が選挙するとなっているものの国民主権の原理に言及した上、全ての選挙について憲法が「公務員を選定し、及びこれを罷免するのは国民固有の権利である」(憲法15条1項)ともしている点を重視し、この「住民」は「日本国民を意味する」と明言しています。
にも関わらず「日常生活に密接な関連を有する」という理由だけで永住外国人に地方参政権を認める事を「憲法上禁止されているものではない」とするのは不可解ではあります。憲法15条1項の「公務員を選定し、及びこれを罷免するのは国民固有の権利である」という憲法上の三大原則の一つである「国民主権の原理」を指摘しながら地方参政権につき国民以外の者に認めるというのはバランスを欠いたものと言わざるを得ず、妥当なものとは考えられません。
ちなみにこの判例は例え地方参政権を永住外国人に認めなくとも「右のような措置を講ずるか否かは、専ら国の立法政策にかかわる事柄であって、このような措置を講じないからといって違憲の問題を生ずるものではない」としています。そのため地方自治法に定める地方選挙権に国籍条項がある現状のままでも問題はないとも述べていることにも注意が必要かと存じます。
地方選挙権を永住外国人へ付与するか否かは立法政策つまりは国会に委ねられた訳ですが先の衆院選を含め過去の選挙戦で永住外国人地方参政権が主要な争点になった試しは無く、現政権の民主党にしても昨年の選挙用マニフェストや選挙演説その他で国民に是非を問うたことが無い政策です。ここまで重大な法案を国民の意志も引き上げずに国会を通過させるとなれば現政権どころか今後の民主党の存立基盤そのものを危うくしかねません。
いずれにせよ地方参政権は主に永住外国人のみが問題ですので大挙して日本に来ても永住者として認められる必要がありますが10年以上在留など(→永住権)の制限が課せられ、不法入国や不法滞在では本国に送還されます。そもそも外国人の政治活動は大幅に制限を受け、在留許可を与えるかどうかは法務大臣の裁量とされています(マクリーン事件、最高裁判決・昭和53年10月04日)
→昭和53年10月04日最高裁判決(裁判所:判例検索システム)
→マクリーン事件(Wikipedia)
様々な状況を想定して備えるべきではありますが中国がいかように計画しようと仰るようには簡単にいかないでしょうな。できればソースが頂けると説得力も違ってきますし、資料としてこちらでもこの問題を考える際に今後提示できるようになりますので宜しく御願いいたしたく。
<参考動画>
分かりやすく外国人参政権について解説なさっております。
(追記)
外国人参政権法案 政府、通常国会提出へ 反対根強く調整難航も(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100112-00000061-san-pol
>地方参政権付与は、韓国や在日本大韓民国民団(民団)が強く求めており、社民党、公明党、共産党などが賛同。民主、自民両党では賛否が割れている。また、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は反対し、法案の閣議決定を認めないと明言している。地方でも、千葉、石川、熊本などの県議会が相次いで反対の意見書を可決しており、政府・与党内の調整が難航し政権運営の火種となりかねない。
という訳で政府と民主党は早くも18日召集の通常国会に提出、成立を目指すそうです。本来なら総選挙にて国民に信を問うか国民投票に付しても憲法上さほど大げさではないかも知れない重要法案を具体化する動きが現政権下で出てきました。とそれに連動して反発する動きも表面化してきています。特に民主党内でも異論があり連立与党内にあっても亀井氏率いる国民新党が反対に回る上、最大野党の自民党でも賛否が分かれる法案ですからねえ。仮にこの法案を推し進め社民、公明、共産が賛成に回るにしてもなぜ次の参院選を待たずに押し通そうと急ぐのか。このタイミングで永住外国人地方参政権を認めようとする理由が分かりません。
鳩山・小沢両氏による数々の献金疑惑に関する捜査や普天間基地移設問題その他で支持率は低下する一方ですし、米政権発足後の「100日間ルール」のように日本に於いて今までの内閣には適用して来なかったものを恣意的に鳩山内閣にだけ適用してまで擁護した各マスコミさえも今後はフォローしきれなくなることを考えますと、もしや時間すら味方しないとの判断からの性急さなのかと勘ぐりたくなるような今回の動きを見るにつけ、「…」と更新もままならなくなった個人的事情を差し引いても呆れて物が言えない状況と言えましょう。
理路整然とした議論であると思いますが, 外国人地方参政権が認められた場合, 短期的には地方自治で外国人の意向を無視できなくなり,長期的には(2)の段階まで必ず進行します. 我々の日常生活は地方自治によって保たれているのであり, 軍隊の存在に関わらず,コメント氏の危惧は(2)の段階で実質的には成立しています.
問題が起きた時に外国人地方参政権を廃止できれば良いのですが,それこそ大変に難しいのですね.ですから, 成立すれば, じわりじわりと(2)の段階に進行するのを
我々は見ているよりない訳で,子孫に対する申し訳が立たないのではないかと思います.
沖縄の自決問題や百人切り問題における裁判の様子を見ていると,明らかに否定されている事柄以外では, 憲法は実質的な抑制力にはならないと思います.
予想外に時間ができましたので早めにお答え致します。
前提としましては私も国政はもちろんのこと、地方参政権であっても認めるべきではないとの立場に立ちます。憲法上からも政策の上からも問題がありすぎますから。
また先の選挙で民主党は韓国民団の支持と支援を取り付け外国と直結する団体の政治介入を考えると危惧なさるお気持ちは分かりますし、考えるべき問題でもあります。
但し、乗っ取るという状況というのはあくまでもかなり制約のある永住外国人として認められた上で一地域に集中し、当該地域で多数派を形成した場合ですので参政権のある無しに関わらず一定数いればいずれにせよ永住外国人の意向は無視できる訳ではありません。この状態から既に民族問題が発生する土壌がありますし、そうでない場合、参政権を仮に認めた場合に(2)の段階に進む理由が不明瞭であると考えます。
外国人が多数派か将来なり得る自治体がどれだけあるのかにもよりますが、つまり「永住外国人に地方参政権を認める→各自治体が乗っ取られる」というのは既に外国人が多数派になっており、統一候補擁立ないし陳情などの圧力により現状の政策を変更し得る勢力となっているのか今後なり得る公算が高い地域が仮にある場合を想定するのではなく、地方参政権が付与された場合に乗っ取られるというのであればその経緯を示してくださると明解になるのではないかと。経緯が示されない中でそんな自治体があるのかというと疑問を呈さざるを得ません。
ご意見には永住外国人にまずならなければならないというハードルがある事実を軽視しすぎているものと思われます。世間の耳目を集めたカルデロン一家ですら子供を残して日本からの強制退去を命じられたことを考えると入管もそうそう永住者として認める方向にはないようですし、極論は世論を味方に付けにくい面もあるやに思われます。
軍隊の関わりについては中国軍の侵攻が永住外国人の地方参政権の付与により惹起されるという指摘に対して日米両軍を相手にしない想定は現実的ではないという文脈で用いられたものであって、外国人の意向には掛かってこないですな。言いたいことは分かりますけどね。
ここのコメントだけ読むとまるで外国人参政権付与に賛成しているかに見えますwしかし私はいくつかの事実を無視して飛躍が見られるのではないかという問題を指摘したのであって参政権そのものの問題はまた別です。詳しくは判例を根拠にした上の本文を参照してください。
>沖縄の自決問題や百人切り問題における裁判
これは歴史認識の問題で具体的争訟としては現実にどうなったのかを考えなければならないのかも知れませんが検討に先立ち、何が「明らかに否定」しているのか具体的にどちらの判例を根拠に何を実質として「抑制力」としているのかこちらでは皆目検討つきません。またいらっしゃった三橋氏のブログに於いても憲法上の問題を取り上げておられます。
永住外国人への地方参政権付与は違憲です - 新世紀のビッグブラザーへ blog
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/31537188.html
現在の外国人参政権の問題は立法根拠を平成7年2月28日の判例を元にしている以上、憲法問題にならざるを得ず、地方自治に於ける「住民」を日本国民に限定した点については評価しつつも消極的に永住外国人に対する地方参政権を法律で認めることを「禁止していない」とする点については判例の採った憲法解釈に批判を加えるしか無いように思われます。
いつもTBありがとうございます。
今回も特に興味深い内容でした。
ただ、
>様々な状況を想定して備えるべきではありますが中国がいかように計画しようと仰るようには簡単にいかないでしょうな。
できた法律を変更するのはかなり簡単のようです。騙し打ち採決でOKですからね。
いったん法ができてしまったら、もう終わりだと思ってかからないと、たまりにたまった借金、と同じになると思います。
最初から、危ないことはできるだけ阻止する、と。
外人参政権にしても、外人基本法にしても、改正国籍法にしても、無かったら問題は発生でき得ません。
つか、日本に外人来なきゃいいんですがね。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
関東各地の環境放射能水準の可視化:micro sievert
専門家が答える 暮らしの放射線Q&A
Togetter - 「日本の製造業がヤバい(物資が足りない的な意味で)」
募金情報まとめ - 平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
測定データで見る過去の出来事
東日本大震災・デマ・風評被害・陰謀論 - Skeptic's Wiki
Togetter - 「保安院発表『福島原発事故レベル7』についての考察」
NERV極秘資料 - 電力使用状況
東北地方太平洋沖地震への対応 -首相官邸ホームページ-
MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説 - A Successful Failure
プレスリリース 2011年|東京電力
Togetter - 「「東北関東大震災に関するデマまとめ」のまとめ」
ついのすみか 東北地方太平洋沖地震のデマ情報まとめ
全国の放射能濃度一覧
東京電力、東北電力管轄の地域の方へ 効果的な節電と停電の対処方法をご案内
Togetter - 地震関連まとめ
<政経>
犯罪統計資料(平成22年分)犯罪全体が減少。殺人犯は毎年戦後最少
リビア内戦2011特設Q&A
普天間基地問題Q&A
日本経済常見問題>対外戦略>TPP
中野剛志:TPPはトロイの木馬──関税自主権を失った日本は内側から滅びる
わたしたちの同盟(米軍公式漫画)
<相互>
奥さん、今日はどうしたの。
モンゴル自由連盟党
日 本 の 底 力
三 橋 貴 明 後 援 会
<軍事>
軍事板常見問題&良レス回収機構
週 刊 オ ブ イ ェ ク ト
Kojii.net : テクニカルライター・井上孝司
地 政 学 を 英 国 で 学 ぶ
数多久遠のブログ
軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ)
日本周辺国の軍事兵器(中台)
日本周辺国の軍事兵器(韓北)
海国防衛ジャーナル
世界の軍事情勢と武器貿易
いろいろクドい話.
インテリジェンスと軍事など
防衛省防衛研究所
防衛省技術研究本部
防衛省装備施設本部
<政治>
【VNSI堕天使の槍】
づ ら 歯 科 日 記
明るい!?国家公務員のページ
日 比 野 庵 本 館
麻生太郎オフィシャルサイト
巡る因果の猫車
Danas je lep dan.
Consideration of the history
石破茂(いしばしげる)ブログ
雪斎の随想録
<経済>
新世紀のビッグブラザーへ blog
経済コラムマガジン
廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ
HRSのドキュメント保管庫
日本経済常見問題
日本経済復活の会
代表戸締役 ◆jJEom8Ii3Eの妄言
金子洋一「エコノミスト・ブログ」
Baatarismの溜息通信
高橋洋一「ニュースの深層」
丹羽春喜の経済論
Gesell Research Society Japan
うずらのブログ
シェイブテイル日記
[世] 世界経済のネタ帳
<纏め>
JAXA|宇宙航空研究開発機構
チ ラ 裏 の 倉 庫
毎日新聞問題の情報集積wiki
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
少年犯罪データベース
国籍法改正のまとめ
首相官邸ホームページ
インターネット政経要覧
人権擁護法案:まとめエントリー - 世界の中心で左右をヲチするノケモノ 【勃興編】
目からウロコの南京大虐殺論争
<中国の反応>
大 陸 浪 人 の ス ス メ
「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む
ansan's楽しい中国新聞(中国ニュース)
中国リアルIT事情
<軍事動画>
陸上自衛隊チャンネル(YouTube)
海上自衛隊チャンネル(YouTube)
航空自衛隊チャンネル(YouTube)
在日米陸軍ch-ニコニコチャンネル
<趣味動画>
ニコニコ動画 料理カテ@wiki
suada.jp
世界の新着動画完走組 @Wiki
NNII - nico nico indies info
日本鬼子ぷろじぇくと まとめ@wiki
ニコニコ手芸祭まとめサイト
and their families
拉致問題 on twitter
めぐみさんたちは生きている!
☆救う会全国協議会☆
日本国政府:全ての拉致被害者を、日本は必ず取り戻す。
☆北朝鮮による日本人拉致問題☆
⇒北朝鮮拉致関連書籍のご紹介
業者の方のコメントやトラックバックはご遠慮下さい。IPアドレスから拒否させて頂きます。
画像変更。少し面白い画像と思っただけで特にタイフーン押しな訳ではありません。
かつて無い大災害に見舞われた方々には文字通りの大災難でありましたが一緒にまた歩き出しましょう。
(特に松村 劭 「戦術と指揮」)
地政学
(特に奥山 真司 「地政学」)
戦略論
(特にリデルハート 「戦略論」)
外交論
(特にジョセフ S.ナイ 「国際紛争」)
☆軍事書籍のベストセラー
(更にカテゴリーで絞っていくと見るだけでも面白いかと思われ)
=以下の人の本も(順不同)=
三橋 貴明
江畑 謙介
高橋 洋一
上念 司
岡部 いさく